これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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抗菌加工
用紙の表面に抗菌剤入りのニスをコーティングすることで抗菌効果を持たせる加工方法 抗菌ニスを印刷物の表面に塗布することにより、抗菌効果を高めて仕上げた印刷加工物。細菌の増殖を抑えられるので、印刷物の表面を衛生的に保つことが […]
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角背
上製本のうち、背に丸みを帯びてない平たい形状のもの。 丸みを出す作業が省かれている分、丸背上製本に比べてコストは抑えられます。ノドや背の強度は落ちるため、ページ数の少ない冊子におすすめです。
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丸背
上製本のうち、背に丸みを帯びている形状のもの。 ノドや背に強度を出しやすく、開閉時の負担を減らすことができ、小口部分の型崩れも少ないです。しかし、製本工程が増えるため、角背上製本に比べてコストは高くなってしまいます。
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ダイヤモンド貼り
封筒の貼り方の一種。ベロが三角形の封筒で、のりしろが斜め方向になっている貼り方のこと。 封筒の展開図がひし形をしているため、ダイヤモンド貼りと呼ばれています。挨拶状や招待状などによく使用されます。ダイヤ貼り、インボイス貼 […]
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背割れ
折り加工をした時の折れ目のインクが割れること 印刷物の折加工を施す際に、折り目部分の外側の用紙表面の繊維が伸びて裂けることで、印刷がはがれ、ひび割れのようになってしまう。逆目での折加工や、厚手の紙を折る際に発生しやすい。 […]
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カマス貼り
封筒の貼り方の一種で、両サイドにのりしろがあり、そこを閉じる貼り方のこと。 両サイドののりしろが内側になる内貼りと、外側になる外貼りがあります。主に、横長の洋形封筒で使用される貼り方で、封入口が広いのが特徴です。 四角い […]
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逆目
紙目に対して折り加工が垂直なもの。逆目の方向に折り加工をする場合は、繊維が折り加工に反発し、折り目の表面が裂けてしまったり、背割れや皺が発生しやすくなったりします。 反対に、紙目に対して平行なものは「順目」と言います。
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順目
紙目に対して折り加工が平行なもの。折り加工が必要な印刷物は紙とデータが順目だと、綺麗に折ることができます。 反対に、紙目に対して垂直なものは「逆目(さかめ)」と言います。
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観音折り
用紙を4つに分割した際の左端と右端の面を内側に折り、さらに二つ折りをする折り加工。「両観音折り」とも呼ばれます。 左右にワイドに開くため、広げたときにデザインのインパクトが強く感じられる加工です。
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ジャバラ折り
谷折りと山折りを交互に繰り返して仕上げる折り加工。 「経本折り」や「アコーディオン折り」などと呼ばれることもあります。 折り目の数に限らずジャバラ(蛇腹)折りと呼ぶため、折り目の数は必ず指定しましょう。折り目+1が面の数 […]
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洋形封筒
横に長く、長形封筒や角形封筒とは違い、長辺に封入口がある仕様の封筒。読みは「ようがた」。 封入口が広く、出し入れしやすいので写真やカードなどを入れるのに向いています。中でも、 A5サイズの用紙を二つ折りにして入れることが […]
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十字折り
用紙の長辺を二つ折りして、それを90度回転させて長辺をさらに二つ折りにすることで用紙を4分割する折り加工。 「クロス折り」「直角四つ折り」「8ページ折り」などとも呼ばれます。 巻き四つ折り同様に、冊子にせず8ページ分の異 […]