これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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感熱紙
熱に反応する薬剤が塗布されており、機械に通し熱を加えることによって素早く印字することができる紙。レシートやFAXなどに使われます。 機械の熱だけではなく外部の熱にも弱いので、長期保存すると印刷が消えたり、印字が劣化したり […]
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ノーカーボン紙
カプセルと顕色剤が塗布されており、圧力を感じた部分のカプセルと顕色剤が反応することで、文字を転写する紙。「複写用紙」ともいいます。 領収書や契約書などの控えが必要な書類、宅配便の送り状のように記入項目が多い書類によく使用 […]
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マットコート紙
コート紙のひとつで、表面の光沢が抑えられた半光沢紙のこと表面をマット系の塗料でコーティングしたあと艶消し加工を施しており、表面が光沢を抑えた質感のため、高級感の演出にも一役買ってくれます。また表面の光沢が弱いため、映り込 […]
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グロスコート紙
上質紙をベースに紙の表面をツヤのあるグロス系の塗料を塗布し、光沢をもたせた用紙。 “グロス”は省略されることが多く、一般的に「コート紙」というと「グロスコート紙」を指すことが多いです。 手触りはツルツルとしており、チラシ […]
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上質紙
表面に特別な加工をしていない非塗工紙。表面に何も塗布されていないため、 若干ザラザラとした手触りで、筆記性に優れています。 光沢がなく目に優しいため、写真よりも文字が多い印刷物に向いています。カラーバリエーションも豊富で […]
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情報用紙
機械での情報処理を目的とした専用用紙。 プリンターに通したり伝票や領収証などで複写したりするため、機能に負荷をかけない厚さや平滑度、摩擦などを考慮されて作られています。
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特殊印刷用紙
独特の色や質感、光沢感がある高級印刷用紙。特徴は銘柄によって多種多様です。 代表的なものに、表裏通して均一に色がついている色上質紙や、独特の柄・手触りをもつファンシーペーパーなどがあります。
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塗工紙
上質紙をベースに表面を塗料でコーティングした用紙。非塗工紙に比べて、印刷の再現性が高くなります。 塗工量によって「アート紙」「コート紙」「軽量コート紙」などに分類され、それぞれにグロス系とマット系があります。また、前述の […]
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微塗工紙
中質紙をベースに表面を塗料でコーティングした用紙。両面の塗工量が20g/㎡以下の用紙を指します。 雑誌やチラシなどの商業用印刷によく使用されます。
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非塗工紙
原料となるパルプのみで作られた用紙。塗料がコーティングされていないため、文字が読みやすく筆記性にも優れています。 白色度やパルプの配合率によって「上質紙(上級印刷紙)」「中質紙(中級印刷紙)」「ざら紙(下級印刷紙)」に分 […]
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OKフェザーワルツ
紙の中を舞い上がる柔らかな羽毛のような模様が印象的な紙。 柔らかな質感と優しく繊細な雰囲気が特徴で、封筒や挨拶状などに使われています。
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SA金藤
光沢、白色度、印刷の再現性がとても高い最高級の紙。スーパーアート紙に分類されます。 質感も滑らかで、OK金藤よりも光沢が強く、鮮やかな色調を表現することができます。高級感も出るので、高いクオリティを求められるカタログや美 […]