これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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塗工紙
上質紙をベースに表面を塗料でコーティングした用紙。非塗工紙に比べて、印刷の再現性が高くなります。 塗工量によって「アート紙」「コート紙」「軽量コート紙」などに分類され、それぞれにグロス系とマット系があります。また、前述の […]
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微塗工紙
中質紙をベースに表面を塗料でコーティングした用紙。両面の塗工量が20g/㎡以下の用紙を指します。 雑誌やチラシなどの商業用印刷によく使用されます。
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非塗工紙
原料となるパルプのみで作られた用紙。塗料がコーティングされていないため、文字が読みやすく筆記性にも優れています。 白色度やパルプの配合率によって「上質紙(上級印刷紙)」「中質紙(中級印刷紙)」「ざら紙(下級印刷紙)」に分 […]
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OKフェザーワルツ
紙の中を舞い上がる柔らかな羽毛のような模様が印象的な紙。 柔らかな質感と優しく繊細な雰囲気が特徴で、封筒や挨拶状などに使われています。
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SA金藤
光沢、白色度、印刷の再現性がとても高い最高級の紙。スーパーアート紙に分類されます。 質感も滑らかで、OK金藤よりも光沢が強く、鮮やかな色調を表現することができます。高級感も出るので、高いクオリティを求められるカタログや美 […]
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ヴァンヌーボ
発色が良く、風合いと印刷適正の性質を両立させた、ラフ・グロスの代表格の紙。 紙の表面は凹凸した質感で、上品で高級感のある印刷物に適しており、会社案内などの冊子や挨拶状、封筒などで使われています。 ヴァンヌーボにはヴァンヌ […]
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タック紙
シールやラベル、ステッカーなどの、裏面に接着剤が塗布された紙のこと。 実際にシールやラベルとして使用する「表面基材」、タック紙の特徴といえる糊部分の「粘着剤」、粘着面を保護する台紙で、使用後は廃棄される「剥離紙」の3つの […]
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逆目
紙目に対して折り加工が垂直なもの。逆目の方向に折り加工をする場合は、繊維が折り加工に反発し、折り目の表面が裂けてしまったり、背割れや皺が発生しやすくなったりします。 反対に、紙目に対して平行なものは「順目」と言います。
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順目
紙目に対して折り加工が平行なもの。折り加工が必要な印刷物は紙とデータが順目だと、綺麗に折ることができます。 反対に、紙目に対して垂直なものは「逆目(さかめ)」と言います。
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横目(Y目)
紙の短辺に沿って平行方向に繊維が流れている紙。寸法を表す際は、「1091×788mm」と大きい方の数字を先に表記します。 紙は紙目に沿って折りやすく・曲がりやすい一方、紙目に沿って裂けやすい性質があります。その性質を利用 […]
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縦目(T目)
紙の長辺に沿って平行方向に繊維が流れている紙。寸法を表す際は、「788×1091mm」と小さい方の数字を先に表記します。 紙は紙目に沿って折りやすく・曲がりやすい一方、紙目に沿って裂けやすい性質があります。その性質を利用 […]
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紙目
製造過程で紙が流れていく方向に向かって繊維が揃うことによって生まれるすき目のことで、「流れ目」ともいいます。 製造された紙は一度ロール状に巻き取られます。これを、シート状(平版)にカットするとき、ロール状の紙の繊維の方向 […]