これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!

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ラスタライズ
拡大しても画質の変化しないベクターデータから点の集合であるビットマップデータに変換すること。 複雑な計算を必要とするベクターデータを、どんな環境でも再現できるビットマップデータに置き換えることでエラーを低減できます。
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隠しノンブル
ノド側や仕上がりサイズの外側などに配置された、製本後に隠れるノンブルのこと。 紙面いっぱいに画像を載せたい、本来ノンブルがある位置にイラストを置きたいなど、ノンブルを付けるのが難しい場合に、隠しノンブルが活用されます。
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柱
各ページの版面の余白に書名や章のタイトルを表示するもの。 特に書籍などでよく見られ、章や節が切り替わるたびに更新されます。これにより、読者は現在どの部分を読んでいるのかわかりやすくなりますし、特定の章や節をすぐに見つける […]
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台割表
冊子を作る際に、何をどのような順番でどのくらいの分量を掲載するかといった基本構成を示す表のこと。 台割表があれば一目で冊子の全体像がわかるので、各工程の完成イメージを共有できて、役割分担をしやすくなります。 また印刷会社 […]
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ハレーション
色同士の明度が互いに近く、彩度が高いと起こる現象のこと。これは色同士の色相がまったく異なっていても起こり、色同士の境界線を見ていると目がチカチカする、視認性が低いデザインになってしまいます。 ハレーションを回避するには、 […]
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レタッチ
編集ソフトを用いて画像を加工・修正すること。 明るさや色味を調整したり不要な部分を除去したり、レタッチすることによってより綺麗で思い通りの画像になります。
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筆耕
報酬を受けて、写字や清書を行なうこと。癖がなく、バランスの取れた読みやすい字を書く技術が求められます。 一文字ずつ手書きされた文字は温かみや重みがあり、賞状や目録、結婚式の招待状などといった特別なイベントやフォーマルな場 […]
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シズル感
食欲や購買意欲を刺激する表現のこと。 キンキンに冷えたグラスについている水滴やお鍋から立ち上る湯気などを強調することによって、シズル感を演出できます。 また、シズルの語源は、お肉を焼くときの「ジュージュー」という音を表す […]
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ピクセル
色情報の最小単位のこと。略記は「px」。デジタル画像を拡大するとわかるように、画像は小さな色の粒が集まってできています。この粒がピクセル(pixel)と呼ばれます。 ピクセル自体には決まった大きさはありません。解像度によ […]
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dpi
解像度を示す単位。 ドット・パー・インチの略で、1インチあたりのドット数を表しています。この数値が大きいほど、なめらかできれいな画像となります。日本のカラー印刷では、350dpiあれば過不足なくきれいに刷れるとされていま […]
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ツメ組み
文字間を調整して配置する文字組み。 日本語のフォントは、すべて仮想ボディという正方形のなかに収まるように作られています。 基本的に文字をそのまま配置すると、仮想ボディに合わせてぴったり並べた「ベタ組み」になりますが、字面 […]
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組版
文字組やデザイン、写真や図版などをページに配置し印刷物などの紙面を作り上げていく工程のこと DTPの作業に含まれるひとつの工程のことで、文字を組んでレイアウト配置をする作業そのもののことをいいます。言葉の由来は、活版印刷 […]