これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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本機校正
本番で使う印刷機で、完成品と同じ紙・インクを使用して刷る色校正。 版を作って刷り、場合によっては特殊加工などの工程もはさむため、時間とコストがかかります。その分、再現性に優れています。
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本紙校正(平台校正)
本番の紙と同じものを使用し、平台校正機という機械を使って印刷する色校正。簡易校正よりも仕上がりが完成品にかなり近いです。特色の使用や、ニス・PPなどの特殊加工ができる場合もあります。 簡易校正に比べて納期が長く、版を作っ […]
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下版
校正作業が完了し、次の印刷工程にまわすこと。ここから先は印刷会社の仕事になります。
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読み合わせ
校正者が二人一組となって、一人が原稿を読み上げ、もう一人がチェックする校正方法。口頭で文章を確認することで、誤字脱字を発見しやすくなります。 また思い込みによる見落としを防ぐために、媒体によってはあえて内容を読まずに文章 […]
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突き合わせ
元原稿と作成した校正データを一文字ずつ比較して一致しているかを確認する校正方法。「引き合わせ校正」と呼ばれる場合もあります。前の校正時に修正があった場合は、前の原稿と突き合わせを行います。原稿と比較する中で誤字脱字のほか […]
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見開き
ページを開いたときに対になる左右のページ。もしくはその左右のページをまたいでレイアウトされたもの。
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天地
印刷データの上下を表す用語。天が上部、地が下部を示します。
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ノド
本を綴じる際の内側の部分を表す用語。 本を開いたときの中心部分で、文章などがノドに近すぎると読みづらいため、15~20mmの余白を置く必要があります。このノドから紙面内の絵柄までの余白をノドアキといいます。
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小口
本を綴じる際の外側の部分を表す用語。本を開いたときページの両端にあたる部分で、製本工程で文章などが一緒に断裁されてしまわないように、小口から5mm以上は余白を置くのが一般的です。
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ノンブル
ページの端に記載されるページ番号を示すもの。実際にノンブルを付けるときは表紙や表紙の裏(表2)を飛ばして本文の1ページ目やそれ以降から振っていく場合が多く、ノンブル=実際の冊子のページ数というわけではないため注意が必要で […]
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校正
もらった原稿をもとに作ったデータが正しくできているかどうか確認すること。原稿やレイアウトが指定通りにできているかだけでなく、誤字脱字などのミスも確認し、修正が必要な箇所に指示を入れます。制作会社と依頼者との間で行われ、複 […]
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赤字、朱字
校正を行うなかで誤字脱字やレイアウトの調整などの修正点を書き込んだもの。赤色の文字で記入されていたことから赤字と呼ばれています。概ね初校→赤字→二校(再校)→赤字…と繰り返し、修正点をすべてなくしていくこの工程が「校正」 […]