これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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仕上がりサイズ
塗り足し部分を断裁した印刷物の完成サイズのこと。 【仕上がりサイズがA4(A4仕上げ)の場合】仕上がりサイズ=297mm×210mm、塗り足し部分を含めた原稿サイズ=303mm×216mmになります。(上下にそれぞれ塗り […]
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赤字、朱字
校正を行うなかで誤字脱字やレイアウトの調整などの修正点を書き込んだもの。赤色の文字で記入されていたことから赤字と呼ばれています。概ね初校→赤字→二校(再校)→赤字…と繰り返し、修正点をすべてなくしていくこの工程が「校正」 […]
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原稿
作成する印刷物のもとになる素材。文字で構成された文字原稿や写真などの画像原稿があります。かつては手書きのアナログ原稿が主流でしたが、現在はデータでやり取りされることが多いです。
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責了
印刷会社の責任で校了すること。「責任校了」の略で、校了前の校正で修正箇所が少ない場合や納期が迫っている際に行われることがあります。責了の判断を下した後に、修正することは基本的にできないため慎重に判断しなくてはなりません。
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念校
校了の前に、もう一度念のために行う校正。これは行う場合と行わない場合があります。最終確認のために行うもので、ここで問題がなければ校了になります。
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校了
誤字脱字のチェックやレイアウトの調整などの校正作業が完了したこと。単に校正が終わったというより、修正箇所がなくなり印刷可能な状態になっているということを示している、印刷工程にまわすためのGOサインのようなものです。 校正 […]
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初校
最初に入稿した原稿をもとに作成したデータのこと。この初校を依頼側が校正し、修正点に赤字を入れて製作側に戻します。なおそれ以降の校正に使用するデータは、二校(もしくは再校)、三校、四校…と続いていきます。
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入稿
原稿が入ってくること。依頼側から製作側に送られ、入稿した原稿をもとにデータを作成していきます。
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色校正
実際に印刷を行う前に、データや色合いを確認するために行う校正。画面上と印刷物では再現できる色域に差があるため、色校正がイメージ通りに仕上がっているかどうか確認しておくことで、実際の印刷で失敗を減らすことができます。実際に […]
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カンプ
印刷物の仕上がりイメージの見本。コンプまたはコンプリヘンシブとも呼ばれます。ラフよりも印刷物のイメージにより近い体裁確認用の出力物で、相手との内容の最終確認に用いられます。