これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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PP加工

紙の表面にフィルムを貼ることで表面をコーティングするラミネート加工の一種。PPはポリプロピレンを略した用語です。主に冊子の表紙やカバーなどに用いられ、傷や色移りから印刷面を保護できます。 また、光沢があり発色も鮮やかに見 […]
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折丁(おりちょう)

複数ページが面付けされた一枚の大きな印刷用紙を、1ページ大の大きさにまで折りたたんだもの。ページ数が多い場合はこの折丁を複数重ねて糊や針金で止めることで冊子が作られます。また、正しい順番に面付できているかを確認するために […]
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面付け

印刷物を作る際に、用紙に各ページのデータを並べて配置すること。特に複数ページの印刷物は、一枚の大きな印刷用紙にまとめて複数ページを印刷し、それを折りたたんでまとめたものを断裁することで本の形になります。このため面付けの作 […]
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版ずれ

印刷物の版がずれて印刷されてしまうこと。印刷はCMYKの四色の版を重ねて色彩を表現しているため版の位置がずれると、色がブレてぼやけているように見え、隙間に紙の地の色が出てしまう場合もあります。 特にリッチブラックなどの四 […]
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掛け合わせ

二色以上の色を重ねて色を表現すること。印刷機はこの掛け合わせによってさまざまな色彩を表現しており、例えば「紫」はM(マゼンタ)とC(シアン)の掛け合わせによって表現されています。合わせる色の数によっては総インキ量が多くな […]
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線数

印刷物の網点のきめ細かさを示す値。1インチ(25.4mm)あたりに並ぶ網点の数を表していて、175lpiの場合1インチに175個の網点が入るレベルの細かさということになります。線数が大きいほど網点は目立たなくなりますが、 […]
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無線綴じ

糸や針金ではなく糊で仕上げる製本。重ねた本文の背の部分を糊で固めているため、平綴じや中綴じよりもページ数の多い印刷物に対応できます。また、糊で固めた本文をくるむ形で表紙が付きます。詳しくは「中綴じ・平綴じ」「無線綴じ」の […]
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中綴じ

平綴じと同様に針金で綴じるシンプルな製本。平綴じとは針金で綴じる場所が異なり、中綴じは冊子の折り位置である見開きの中央を綴じるため、平綴じよりも大きくページを開くことができます。中綴じは一枚の紙の左右と表裏で4ページ分な […]
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平綴じ

針金で綴じる最もシンプルな製本。まとめた紙の端(本文の背の位置)から数ミリのところを針金で綴じます。市販のホッチキスで誰でも作れるとても簡単な綴じ方です。平綴じは一枚の紙の表裏で2ページ分なので、ページ数が2の倍数になり […]
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天綴じ

縦に開く冊子の綴じ方の一つで、上にページを開いていく形式のもの。上綴じや上開きとも呼ばれます。表紙を表にしたとき上側(天側)を綴じる形になります。めくっていく形式のカレンダーや伝票、メモなどによく用いられます。


































