これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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裏写り(移り)

印刷したインキが乾く前に次の印刷物が重なり、裏側にインク(絵柄)が写ってしまうこと。 インキの盛りすぎ、乾きにくい紙を使用、写真や絵柄が多いデザイン、印刷環境、乾燥不良などによって発生しやすくなります。パウダーを散布し印 […]
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スクリーン線数

1インチの間にインキの点がどれだけ含まれるかを示す、印刷の細かさの単位。lpi(ライン・パー・インチ)という単位で表すこともあります。 スクリーン線数が大きければ大きくなるほど、インキの点は小さくなり、より緻密な仕上がり […]
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フチ(縁)なし印刷

用紙の端に余白を残さず、全面に印刷する方法。 用紙の端まで色や画像が印刷されているため、ダイナミックな印象や紙との一体感を出すことができます。 ポスターやチラシ、写真など、インパクトのある見た目が求められる場面でよく使わ […]
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予備紙

色調整や試し刷りを考慮して、あらかじめ実数より多めに用意された紙のこと。 印刷予備・製本加工予備・見本用印刷と、最終納品分以外にもある程度の枚数の紙は必要となります。実数割れすることなく納品完了するためにも、各工程で必要 […]
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ヤレ

印刷の色調整や裏表見当合わせのために使用し、製品にならなくなった紙のこと。製造する工程でトラブルが発生し、破れたり汚れたりして製品にならない印刷物のことを指すこともあります。 言葉の由来は「破れ」。
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リサイクル対応型印刷物

日本印刷産業連合会「印刷物資材『古紙リサイクル適性ランクリスト』規格」の「Aランクのみの資材・加工」「Bランクのみの資材・加工」「AランクとBランクのみの資材・加工」を使用した印刷物のこと リサイクル適性A:印刷用の用紙 […]
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ピンホール

印刷時に発生する、針の先でつついたような小さな白い点のこと。紙や印刷機に小さな異物がついた状態で印刷した時に、その部分だけインキがのらず白抜けになってしまう印刷不良です。 特に、ベタ印刷ではピンホールが発生しやすくなりま […]
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昇華転写

昇華型インクで熱をかけてインクを製品に浸透させる印刷方法 きれいな発色で色落ちに強く、小ロットの製造に適した昇華転写(昇華プリント)です。 熱によって気化する特性をもった分散染料インクを使い、転写紙に印刷します。その後、 […]
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UV印刷

紫外線(Ultra Violet)を照射することで硬化するUVインキを使った印刷方法 UV印刷は一瞬で硬化するのでインキの擦れの心配がなく短納期が可能です。紙にインキが浸透する経過で色の変化が起きてしまうドライダウンの心 […]
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版

印刷に使うハンコのようなもので、あらかじめ印刷する絵柄が焼き付けられています。 版につけられたインクをゴムでできたローラーに一旦転写し、さらにそのローラーを用紙に押し当てることで印刷を行います。機械の中で高速で版画をして […]
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捨てベタ

使わなかったインキを捨てるために 、印刷面の外に入れるベタのこと。 捨てベタを作ることによってインキ量を調節することができるので、ゴーストを防ぐことができます。
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ベタ

濃度100%のインクで隙間なく塗りつぶすこと。1色のインキのみで塗りつぶす状態だけでなく、100%の色同士を組み合わせて塗りつぶす状態もベタです。 ベタ印刷は、乾きが遅かったり色むらが発生したり…技術を必要とする印刷です […]


































