これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!

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グラシンテープ
封筒本体に水溶性の糊を加工し、その上から剥離紙を付け剥がして接着する方法 この剥離紙のことをグラシン紙と呼んでいます。グラシン紙自体が薄い紙なので剥がしやすく、接着作業がしやすいのが特徴です。 品質保管の目安は6ヵ月程度 […]
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アドヘア糊
ベロ部分と封筒本体の両方に塗ったゴム系の糊に圧を加えることで接着する方法 他の口糊のように水分を含ませたりテープを剥がしたりする手間がないため、作業効率が高く、DM発送などに向いています。ですが、糊の部分が長時間空気にさ […]
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アラビア糊
ベロ部分に付いているアラビア糊という糊を水に濡らすことで接着する方法。 切手を貼るときと同じ原理です。水を付ける作業が必要なため、自動封入機で使用されることが多いです。水に濡らさない限り粘着しないため、長期保存に向いてい […]
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ホログラム加工
印刷物の表面にホログラム素材を圧着し、光の反射によって七色に輝かせる加工のこと。 ホログラム加工を施すことによって、華やかさや特別感を出すことができます。また、ホログラム加工はコピーやスキャンができず、偽造防止にもなるた […]
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パウチ加工
「包み込み」という意味を持つ加工のことで、印刷物より一回り大きな透明フィルムで両面から包み込んで密封します。 全体を包み込む加工のため、厚みが出て硬く仕上がります。防水性や耐久性に優れており、長期間の使用や保存に向いてい […]
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ニス引き加工
印刷物の表面に樹脂製の液体(ニス)を塗ってコーティングする加工。コーティングすることによって、印刷面のこすれや傷つき、色移りを防ぎます。 ニスは印刷物の雰囲気に合わせて、光沢のあるグロスと光沢を抑えたマットの2種類から選 […]
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風呂敷包み
重たい物やかさばる物にぴったりな包み方 包装紙の面積も少なく済みます。包む物を置いたままひっくり返さずにラッピングできるので、陶器やぬいぐるみなどの重量がある箱や、ケーキなどの正方形の箱にもおすすめです。
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合わせ包み/キャラメル包み
最もポピュラーな包み方 応用がきき、難易度も高くないのであらゆる場面で使用されます。箱に合ったちょうどいいサイズの包装紙を用意しないと不格好になってしまうので、注意しましょう。 包装紙のサイズは決まった計算によっても割り […]
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斜め包み/デパート包み
商品に対して包装紙を斜めに置き、回転させる包み方。 デパート包み、回転包みとも言う 包み方で祝儀・不祝儀の区別がつけられるフォーマルに対応して包める【弔事用】下に折り返しの部分がくるように包む【慶事用】上に折り返しの部分 […]
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束見本
冊子を作成する際、実製作に進む前に作成する印刷されていない本の見本のこと。読み方は「つかみほん」。 扉、見返しなどの加工も含め、すべて実際に使用する用紙、製本方法で作成します。印刷がされていないということ以外は、すべて完 […]
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スピン
上製本などに使われる、紐状のしおりのこと。しおり紐とも呼ばれます。 表紙のイメージや花布と合わせて色を選んだりでできる楽しい部分。
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花布
製本の天地の背部分に出ている、布のこと。読みは「はなぎれ」。 表紙から1~2㎜程見えており、上製本の背部分の強度を上げています。表紙と本文折丁のつなぎ目を補強する役目のほか、本の装丁によって花布の色を変えることで、デザイ […]