これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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逆目
紙目に対して折り加工が垂直なもの。逆目の方向に折り加工をする場合は、繊維が折り加工に反発し、折り目の表面が裂けてしまったり、背割れや皺が発生しやすくなったりします。 反対に、紙目に対して平行なものは「順目」と言います。
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順目
紙目に対して折り加工が平行なもの。折り加工が必要な印刷物は紙とデータが順目だと、綺麗に折ることができます。 反対に、紙目に対して垂直なものは「逆目(さかめ)」と言います。
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横目(Y目)
紙の短辺に沿って平行方向に繊維が流れている紙。寸法を表す際は、「1091×788mm」と大きい方の数字を先に表記します。 紙は紙目に沿って折りやすく・曲がりやすい一方、紙目に沿って裂けやすい性質があります。その性質を利用 […]
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縦目(T目)
紙の長辺に沿って平行方向に繊維が流れている紙。寸法を表す際は、「788×1091mm」と小さい方の数字を先に表記します。 紙は紙目に沿って折りやすく・曲がりやすい一方、紙目に沿って裂けやすい性質があります。その性質を利用 […]
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紙目
製造過程で紙が流れていく方向に向かって繊維が揃うことによって生まれるすき目のことで、「流れ目」ともいいます。 製造された紙は一度ロール状に巻き取られます。これを、シート状(平版)にカットするとき、ロール状の紙の繊維の方向 […]
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OK金藤
光沢が強く、印刷の再現性も高い紙。アート紙に分類されます。 インキののりが良く、高級感も出るので、写真が多く載るカタログやパンフレットなどに向いています。
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ハイ-アピスNEO
マットで柔らかい紙肌で、印刷適正が高く、印刷面はグロス感が出る紙。 ポスターやカタログ、美術書などに向いています。カラーバリエーションは、マックスホワイト・ウルトラホワイトがあります。
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ハイマッキンレーディープマットスノー
雪のような白さが特徴の紙。インキがのってもマットなままなので、しっとりした質感で落ち着いた雰囲気を持っています。会社のパンフレットや洋菓子店のパンフレットなどで使用されています。
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間伐材紙
木々の健全な成長のために伐採された「間伐材」を利用して作られた紙。 間伐することで十分な日光が届くようになり、地盤が強くなって土砂崩れを防ぎます。間伐材利用促進とPRのための「間伐材マーク」を使用することで、森林保全に貢 […]
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バナナペーパー
アフリカ・ザンビアで廃棄されているオーガニックバナナの茎から取り出された繊維を原料とし、古紙またはFSC認証パルプを混ぜ合わせて作られた日本初のフェアトレード認証紙。 古いバナナの茎を利用することで森林保護に貢献でき、さ […]
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菊判
A判の印刷物を効率よく作成することができるサイズ。基本となる菊全判は、636mm×939mmです。もともと海外から輸入された紙のサイズが由来ですが、現在海外では使われていません。菊全判→菊半裁→菊4切→菊8切→菊16切… […]
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B列
JIS規格によって定められた紙の規格で、B+数字で表記されるもの。「美濃和紙」の判型に由来した日本独自の規格。B0~B10まであり、基本となるB0は1,030mm×1,456mmです。印刷する際はB1(728mm×1,0 […]