これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!

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見開き
ページを開いたときに対になる左右のページ。もしくはその左右のページをまたいでレイアウトされたもの。
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天地
印刷データの上下を表す用語。天が上部、地が下部を示します。
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ノド
本を綴じる際の内側の部分を表す用語。 本を開いたときの中心部分で、文章などがノドに近すぎると読みづらいため、15~20mmの余白を置く必要があります。このノドから紙面内の絵柄までの余白をノドアキといいます。
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小口
本を綴じる際の外側の部分を表す用語。本を開いたときページの両端にあたる部分で、製本工程で文章などが一緒に断裁されてしまわないように、小口から5mm以上は余白を置くのが一般的です。
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ノンブル
ページの端に記載されるページ番号を示すもの。実際にノンブルを付けるときは表紙や表紙の裏(表2)を飛ばして本文の1ページ目やそれ以降から振っていく場合が多く、ノンブル=実際の冊子のページ数というわけではないため注意が必要で […]
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校正
もらった原稿をもとに作ったデータが正しくできているかどうか確認すること。原稿やレイアウトが指定通りにできているかだけでなく、誤字脱字などのミスも確認し、修正が必要な箇所に指示を入れます。制作会社と依頼者との間で行われ、複 […]
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仕上がりサイズ
塗り足し部分を断裁した印刷物の完成サイズのこと。 【仕上がりサイズがA4(A4仕上げ)の場合】仕上がりサイズ=297mm×210mm、塗り足し部分を含めた原稿サイズ=303mm×216mmになります。(上下にそれぞれ塗り […]
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赤字、朱字
校正を行うなかで誤字脱字やレイアウトの調整などの修正点を書き込んだもの。赤色の文字で記入されていたことから赤字と呼ばれています。概ね初校→赤字→二校(再校)→赤字…と繰り返し、修正点をすべてなくしていくこの工程が「校正」 […]
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原稿
作成する印刷物のもとになる素材。文字で構成された文字原稿や写真などの画像原稿があります。かつては手書きのアナログ原稿が主流でしたが、現在はデータでやり取りされることが多いです。
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責了
印刷会社の責任で校了すること。「責任校了」の略で、校了前の校正で修正箇所が少ない場合や納期が迫っている際に行われることがあります。責了の判断を下した後に、修正することは基本的にできないため慎重に判断しなくてはなりません。