これだけは押さえておきたい
という印刷用語を、
紙ソムリエがわかりやすく
解説しています!
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同音異義語
発音は同じで、意味や文字が異なる語。 音が同じであるため、読み合わせ校正でも間違いが発見されにくいです。「製作・制作」「回答・解答」のように、漢字の一部が同じで意味も似ているものは特に見落とされやすいので注意しましょう。
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ツメ組み
文字間を調整して配置する文字組み。 日本語のフォントは、すべて仮想ボディという正方形のなかに収まるように作られています。 基本的に文字をそのまま配置すると、仮想ボディに合わせてぴったり並べた「ベタ組み」になりますが、字面 […]
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JIS規格
産業標準化法(JIS法)に基づく国家規格※日本産業規格:Japanese Industrial Standardsの略 製造事業者やサービス事業者が品質の良い製品やサービスを生産・提供すること、消費者等が品質の良い製品や […]
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角背
上製本のうち、背に丸みを帯びてない平たい形状のもの。 丸みを出す作業が省かれている分、丸背上製本に比べてコストは抑えられます。ノドや背の強度は落ちるため、ページ数の少ない冊子におすすめです。
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丸背
上製本のうち、背に丸みを帯びている形状のもの。 ノドや背に強度を出しやすく、開閉時の負担を減らすことができ、小口部分の型崩れも少ないです。しかし、製本工程が増えるため、角背上製本に比べてコストは高くなってしまいます。
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リーフレット
一枚刷りで折り加工のある印刷物のこと。 折り加工を施すことによって、情報量はそのままでコンパクトになります。さらにページの区切りが明確になることによって掲載内容にメリハリがつき、一枚物のフライヤーよりも受け手に伝わりやす […]
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フライヤー
一枚刷りの広告用印刷物のこと。 「フライヤー」の語源は、戦時中に飛行機やヘリコプターからチラシがばら撒かれたことから、不特定多数の人に向け撒くチラシをフライヤーと呼ぶようになったと言われています。 B4サイズ以下の厚めの […]
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捨てベタ
使わなかったインキを捨てるために 、印刷面の外に入れるベタのこと。 捨てベタを作ることによってインキ量を調節することができるので、ゴーストを防ぐことができます。
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ベタ
濃度100%のインクで隙間なく塗りつぶすこと。1色のインキのみで塗りつぶす状態だけでなく、100%の色同士を組み合わせて塗りつぶす状態もベタです。 ベタ印刷は、乾きが遅かったり色むらが発生したり…技術を必要とする印刷です […]
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初稿
依頼者から支給される「最初の原稿」のこと。 お預かりした原稿をデザインに反映し、依頼者に最初に見せる「校正」は「初校」と言います。